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​なないろについて

~ステーション名の由来~

私たち医療者が皆さんと出会うこの現場は、決して明るい​状況ではありません。

だからこそ、明るく親しみやすく、言葉にしやすい名を考えていました。

たくさん候補を挙げながら・・・

これから共に歩む時間を、明るい輝きと希望を持てるものをイメージして、

「なないろ」と決めました。

「その人らしい様々な選択(色)」を尊重しながら、「私たちの看護(色)」を重ね、

なないろ』のような彩りのある日々を共に歩んでいきたいと思っています。

 

◇ 理 念

温かさと確かなサービスをもって、療養者およびその家族の人生を共に歩んでいく。

◇ 使 命

療養者及びその家族が住み慣れた場所で、安心と安らぎの時間が持てるよう支援すると共に、多職種と連携し一人一人に合った専門性の高い看護を提供していく。

想 い

私は、がんの専門病院や頭部外傷後の遷延性意識障害・高次脳機能障害患者専門病院で長く病院看護師として働いてきました。重い病気や障害を抱えたあらゆる年代の患者やその家族の苦悩、気持ちの変化、生きていく強さ、たくさんのことを見て学ぶ機会を得てきました。

その中で看護師として失敗もありました。気持ちが落ち込むことも涙することもたくさんありました。それでも皆さんとの出会いと別れ、様々な経験が私を看護師でいさせ続けています。

そして思い知ることは、時間は無限ではなく有限である、ことです。

「一人ひとりの尊厳や思いを大切にして、大切な人とかけがいのない時間を過ごす」ことを看護師として作り上げていきたいと思いました。

病院を退職し3年間、旭川と東京で在宅医療や訪問看護の勉強をしました。そして今、私が地元福山の地で看護師として出来ることは何か、と考えた時、今までの経験を活かして信頼できる仲間と看護を作り上げていくことだと思いました。開業を決意した中、私の思いに賛同してくれる仲間がいます。それぞれの経歴や培ってきたものは異なりますが、それぞれの経験を活かし「温かさと確かなサービスをもって、療養者およびその家族の人生を共に歩んでいく」ことを理念に掲げ実践していきたいと思っています。

​皆さん「なないろ訪問看護ステーション」を、どうぞよろしくお願い致します。

管理者  大前 綾子

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